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Le Studio HERMÈS

更新日:2024年11月14日

【Encounter...】@hermes


韓国で食欲の秋を楽しんだ後は、東京で芸術の秋!

という事で、銀座メゾンエルメスの10階にあるプライベートシネマ『ル・スチュディオ(Le Studio HERMÈS)』にて2本映画を観に行ってきました。


ル・ステュディオでは事前予約をするとプログラム・ディレクターのアレキサンドル・ティケニスによってマンスリーでセレクトされた映画を楽しむことができます。


先月のテーマは「パリ、住んで、憧れて(Ville habitee, ville fantasmee)」で 『パリところどころ(Paris vu par...)』(1965)と『ミッドナイト・イン・パリ(Midnight in Paris)』(2011)の2本がセレクトされており、ウディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』の上映日をオンラインで予約。


上映日の約3週間前から予約開始なので、銀座メゾンエルメスの会員登録を済ませ、予約ページのカレンダーと上映作品のチェックをお忘れなく!


予約した11時の回は30分前の10時半から入場開始。

ショップのオープンを待つ列とは別に、メンズセクションの入り口辺りのエレベーター前にて予約確認をしていただけます。確認が取れるとエレベーターで10階へ。

HERMÈS GINZA

上映までの時間は、過去のLe Studio HERMÈS にて配布されたプログラムを読む事ができます。

8・9・10月のプログラム達がこちら。

Le Studio HERMÈS

『ミッドナイト・イン・パリ』は何度も観ていた好きな作品。主人公ギルの婚約者・イネスの母がエルメスのあのバッグを持ってパリを闊歩する様子をエルメスのシアターで改めて観るのは不思議で面白い体験でした。


そしてまた別の日。(10月は2度お邪魔しました)

10/26~11/2の期間限定でル・スチュディオ のスクリーンで公開されていた、

映画『LA FABRIQUE DE LA LÉGÈRETÉー軽やかさの工房(ON THE WINGS OF HERMÈS)』とその舞台裏のドキュメンタリー映像『夢の舞台裏、空想世界への旅』を観に行ってきました。

本編『軽やかさの工房』(約35分)はペガサスと6つの軽やかさを探す為に6頭の子馬たちが旅へ出る6編のファンタジー作品。

LA FABRIQUE DE LA LÉGÈRETÉ

SCÈNE I 「反転した世界」では2人のダンサーが風に身を任せ、くるくると宙を舞い踊り、SCÈNE II 「渡り手袋の飛翔」はエルメスの手袋たちが指をはためかせて夜空を駆け巡ります。

SCÈNE III 「サーカス」では監督ジャコ・ヴァン・ドルマンと振付師のミシェル・アンヌ・ドゥ・メイが自ら出演!SCÈNE IV 「だまし絵」では奥行きや距離感がわからなくなるトリックアートのセットの中を縦横無尽に俳優たちが動き回り、私達の目を撹乱させます。

私が一番好きだったのがSCÈNE V 「四つの鞄のオペラ」。エルメスの有名なバーキン達とケリーによるオペラは必見です。SCÈNE VI 「無重力」はぜひご自身の目でご覧ください↓



ペガサスと6頭の子馬と共にこの夢の中のような映像世界に想像を羽ばたかせると、「軽やかさ」の一つ一つがインスピレーションとなってまた新たな自分だけの「軽やかさ」を手にする事ができそう!


演出:Jaco Van Dormael

振付:Michèle Anne De Mey

美術:Sylvie Olivé


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